中古物件の場合、1枚の紹介資料とネット掲載データと担当者との会話、居住中物件の場合は現地で売主様と短時間の接触による居住時の情報収集と、比較的限られた情報を頼りに購入を判断しなくてはならないケースがほとんどではないでしょうか この件については34年間業界に身をおいておりますがあまり大きな変化もありません。
弊社では売主様買主様双方にとって有益な場を提供したく、今回は実際にお住まいになられていた売主様の生の声を聞けるようインタビューコーナーを設置いたしました。他の売主様もご要望がございましたらお受けいたしますのでお気軽にご相談ください。
JOHN’S OFFICE「間取りについて設計時重要視した点を教えて下さい」
キッチン周りはIH魚焼きグリル。食洗機は両方ついててオーブンコンベックみたいのはつけませんdねした。また、食洗機は無しです。一緒に入ってると壊れやすいっていうの聞いたので。
あとから家電でオーブンや食洗機を自分で買ったのを置きました、結果良かったと思います。昨日も選べましたし。
あとから購入してキッチンの上に置くのがやっぱり使い勝手良いと思います。この家は水栓の部分もあとから購入した食洗機に分けられるようになってます。
ガスは引き込みをしています。コンロがIHなのでオール電化と思われがちですが(笑)
キッチンとかがIHでなんとガスのヒーターが一番綺麗であったかいと私は思っていたので、1階と2階にはガス管の取付口をつけました。ヒーターやお鍋とかで使ってました、便利です。
IHにしてみて、私もガスからいろんな変化点を感じました。
まず第一にすごく均一な火だし、タイマーもかけられるからとても楽ですね、お魚グリルとかもタイマーで絶対そこにいてもタイマーをかけて焦げないようになりますし。
揚げ物の温度設定とかも一応にずっと保ってくれます。火だとダメなんです。火はね。ちょっとこう下がったりしますよね。それから掃除が格段に楽になりましたね、ゴトクを外す必要もなく衛生度はとても高まりました。
2階は2階はシャワー室も作りました。
というのは1階に浴室は作ったのですが、子供たちが大きくなると変な時間にお風呂に入ったりってすることもあると思ったので、2階にも作りました。
本当に二世帯で使えた時にもそういうところがあった方がいいかなと思ってそうしました。1回と2階のキッチンのレンジとか、IHのところは同じ全く同じものが入っていて、違うと使い方とかも手間はどんどんでということで同じであることが気に入っています
子供部屋2つと主寝室を作っているんですけども。
とにかくタンスとか置かないでいいようにクローゼットを充実させました。
それから子供が2人どっちもロフトがいるっていうので、どっちにもロフトを作りました。それもあり、お友達が泊まりに来たりとか、それから季節外のものを置いたりと様々使えました。ロフトに寝泊まりみたいのもあったんです。もう5人来て上どっち?誰が2人の上に行くみたいな感じで、なんか喜んでやってました。
JOHN’S OFFICE「主寝室のウォークインクローゼット2つに分けた良かったと思うんですが」
そうですね。やっぱり夫の方と私の方をとっていうことで分けて2つ同じ大きさで作りましたと思うんですけど。 きちんと仕分けがそれぞれにできて良かったです。サイズも大きく便利でした。
「総合的に収納力というか、家自体に対して不足はありませんでしたか」
そうですね。仕事のことに関しては1回でだけ完了していて、そこはもちろん小さい棚だったりとか、そういったものを別に置いて使っておりましたが、一般的には十分だと思います。
JOHN’S OFFICE「和室でのシアタールーム仕様、なんとなく温泉後のくつろぎコーナーのような印象」
アピールポイントがあればそうですね。やっぱりなんだかんだ言ってこう畳に座るというのが心地よくて、そしてあの掘りごたつにもしたということでリラックスできました。そうそう、そこだけあの掘りごたつの中は足元に床暖が来ています
大型のテレビと5.1chのスピーカーとかをおいていました。結構そのシアターのところでガンガンに大きな音をしていたので、音漏れが心配で外に見に行ってみたんですけれども全然漏れてなかったですね。特別な防音はしてるわけじゃないですが。
JOHN’S OFFICE「実際の日当たりは体感値として良かったですか?」
時間帯にもよると思うんですけど、逆にあの2階のベランダ3階のベランダは日当たりが良かったので、シェードを後付でつけたようなくらいです。あとは洗濯物を干すのにもちょっとその軽い雨の時はそれがあった方がいいかなと思ったので後付けしました。
JOHN’S OFFICE「維持管理など、居住し始めてから日常のメンテナンスで気をつけていたことは?」
特別なければ全部入れる必要もなくて、あとはその現状の使用状態は非常に良いと思うんですけど、ご自身で結構気をつけてお掃除されてたとか、もしあればおっしゃってください。
入居依頼、24時間24時間換気はずっと回ってます。
今回の売却に伴って経年変化がわかりやすかった畳は全部新しくしました。琉球畳です。また水回りはすべてハウスクリーニングを行いましたのでピカピカです。
マンションとかだと一斉にこう排水管の掃除とか回ってくると思うんですけど、一軒家ってそういうのないんだなと気付き、自分たちで決めて3年事に定期点検を行いました。そういう業者を呼んで何回かしてます。はい、やってます。
JOHN’S OFFICE「それらのコストはどの程度でしたか?」
5万ぐらいだったとおもいます。配管清掃です。高圧洗浄とか高圧洗浄ですね。配管すべての高圧洗浄っていうのかな?全部の外にある配管も見てもらいます。水道じゃなくて下水ですね。下水をやりました。
JOHN’S OFFICE「建築時のデザインについてお聞かせください」
デザインはどうですか?家のデザインにこだわりとか、こういう色合いにしようと思っていたとか、提案が先生からこれはいいんじゃないかとかあったとか。
そうですね。何だろう?前に住んでいたところで、洗面所とか目地があると汚れが目立つケースがあるというので、1階はオーダーで全くフラットで全部いっぺんに拭けるような洗面台を入れました。
下にはランドリーのカゴも入ってるんですけど、真ん中のところは車椅子が入れる高さにしたんですね。
壁紙は後から家具を置いた時にいろんな色があると難しいと思ったので、白だったら合う合わせられるかなと思ったので基本は壁は白ですね。子供部屋は子どもの好きな柄と色を尊重して現在のカラーになっています
全体的なデザインはそんなにこう派手じゃないようにしてましいます。
和室はモダン和風テイストも盛り込んだつもりです。お手洗い2箇所はちょっと遊ぼうと思って、少し壁紙を途中から切り替えてカラーを入れています。フランスデザイナー調を意識したり(笑)
外観はサイディングにしました、最終的に。色々選べましたが基本使用より少し良いものを選びました
いろいろ見て回ってモルタルが初めは感じがいいけど、ちょっと汚れが出てきちゃってるなっていう印象。細かいヒビとかも気になりまして。
メンテとしてはとてもし易いですね。外壁もわーって水洗いできるので。私たちが15年住みましたけど、軋みたいなところが全然なくってはい、階段にもなくてすごく感謝してます。それは設計は本当にいいと思う。
あとはあの周りにぐるーっと土があって雑草になかなか大変でしたので。5年くらい前かな?全部防草シートを引いて玉砂利をして雑草対策をしました。
で、今はもちろん絶対雑草ってなかなか出なくはないんですけども、軽く手で抜けるくらいになって時々出ますけどはい、大丈夫です。
JOHN’S OFFICE「ハザードに関してはいかがでしょうか」
ハザードは新築当時そんなないと思うんですけど、最近気になることが多く自宅について良く振り返ってみると耐震、耐風、耐久性とかツーバイフォーにして本当に良かったと思っています。当時も耐久性や耐震性の能力を考えて設計の人と相談をしました。建物の形状もなるべく四角いに近い方がいいかなっていう提案もありました、当然広さも一番取れる形は整形であることだと知っておりましたで。
JOHN’S OFFICE「ランニングコスト面でおつたえしたいことはありますか」
機能面でエコーキュートは良いですね。エコキュートは途中から変更しています。深夜電力でお湯を沸かすことから学習をしていってくれて、自分たちが使ってない時間帯かつ費用のやすい時間帯で沸かしてくれて、量の調整も学習するみたいな感じでした。当時の設置費用で300万くらいだったとおもいます。
固定資産税がだいたい年間16万ぐらいです。それとリフォームをトイレの2箇所は3年前くらいで。 あとはエアコンも2機新しいのつけました。
もともと建築する最初から最後まで要所要所に本当に細かくしょっちゅう送ってきてくれた建築士、建設会社でしたからとても安心して任せられました。1冊ファイルで保管してあります。
たとえば途中の屋根裏とかの写真も全部残ってます。ハウスメーカー並みですよ。建築会社さんからも特に建築の部門が売りですって言ってました。自分たちの印象もすごく良かったと思います。 設計の先生も女性の方で意気投合できて満足のいく家造りができたプロセスでした。
JOHN’S OFFICE「具体的にその女性設計士様の良かった点をお聞かせください」
いろんなことが私の頭の中で立体になってなかった部分とかを上手にくわかりやすく教えてもらえました。あと1階の階段下にもあの収納を入れたりとかの気づかなかった点も惜しみなく提案してくれました。
話が盛り上がり設計期間は半年以上かかったと思います。
1ヶ月1週間に1回ぐらい出向いてはいろいろなアイデアを出し合って。
ただ間取りの基礎は初期からできていたので、ちょっと違うか2階にもシャワー室に入れてください。とか、ここは同じ1階にリビングの他に2つ部屋があるんですけど、そこはほぼ同じように作ってもらうなど伝え、それを昇華した提案があったりしました。
高さ制限の範囲内での工夫もありました。お隣とのその傾斜のこととかも考えてくれて。階段の段数も2階と3階で変えてしまうと感覚的に良くないとのことで、揃えてくれたり。堀コタツをつくるときにそのあたり言われるがままではなく、プロとして配慮すべき点について丁寧に組み込んでくれた印象です。
JOHN’S OFFICE「完成後、生活にあわせて変化したことなどありますか」
2階のパントリーの扉も外しちゃったので、それもやっぱり自分たちで使ってみたら折れ戸って左右10cmずつぐらい使えない部分ができてしまうので。
あとはキッチンで使うものを何か入れたりしてるので、アクションが2つになっちゃうのがもう面倒すぎてもうそこは外して、なんか見栄えがいいようなカゴとかを置いて、もうそのまま使うようにしました。
※居住時の実際の利用状況
扉でのっぺりさせるか、開けてアクセントカラーで。 海外のように見せるとかもできる。だから実用的ですよ。
JOHN’S OFFICE「床暖房入れなかった理由は?」
リビングの方はべったりは座らないなって思ってたので。 椅子とテーブルだったので、あんまり必要性を感じてなかったし。
とにかくもう日当たりが良かったから・・・そんな寒くなかったのかな?
実際に考えた結果、半年設計する中で私たちとしては堀コタツがあれば不要との結論になりました。
結構大きな椅子とテーブルの生活だと思ったからって感じですかね。
普通食事するのであればダイニングは30分ぐらいしかいないのに温まるのに10分かけて、それで20分後立ち上がってソファに座る、堀コタツに移動するのであれば効率的ではないし不要設備になってしまう。
コラムー余談ー
正直大手に在籍していたときから、個人的にこの手の宣材にはかなり着手し実際専用パンフレット作成のレクチャー講師、セールストークレクチャー講師を何度もいたしました(その他写真構図講師、案内トーク講師など様々行っておりました)
残念ながら普及率は全くと行っていいほどなく、その原因を考えたところ 忙しすぎる 相当根気が必要 発想力が必要 センスが必要 こだわりが必要と様々なスキルを伸ばした先に制作できるものなのだと気づき、つまりそこまで到達していない営業パーソンにとっては想像以上の負担だったのかと思いました
不動産業界の場合、悪い傾向を見ると「楽して儲けたい」人の割合は残念ながら多く、とにかく面倒くさいことを嫌う人が多かった印象です。調べ物もツールの分析もそうなので調査も深度が浅かったり、大きなリスクと対価に見合わないような曖昧な感覚の営業パーソンがものすごく多かった印象です。