20年来お世話になっている方のご自宅です。
大変気に入ってお住まいでしたが、お子様が巣立たれ広すぎるのではと思い始めたことがご売却のきっかけです
注文住宅ならではのきめ細かい設計力が建売にはない魅力を詰め込めた一品です
旗竿地ですが、多少不動産情報に対する知識をお持ちであれば1階の陽当たりの難しさ、自宅の眺望のぬけの難しさはお分かりになるとおもいます。
ぬけの良い陽当たりの実現には最低でも7m以上の庭、3m以上の高低差が必要になるでしょう。そうなると高低差を承知し坂を受け入れ、造成費用負担もコストに割り当てなくてはならなくなります そのメリットはコスト以上にありますが悩ましい選択肢となる方もいらっしゃいます
奥行7mを超える庭を持つ、さらに建物の間口もそれなりにとるためには50坪以上の土地からが最低限の面積になります。坪単価200万円で土地だけですでに1億円を超えます。ここに近年高騰を続けている建築費用が重なります。10年そこら前までは木造は一声坪60万円といわれていました。(本当はもっと安いです。ここではあまり触れずに置きます)RCは100万円。
それがいまでは名の知られないビルダーでも木造一言100万円です。末恐ろしやです。木材や資材・建材・設備・人で不足のための人件費などすべてが右肩上がり。
それはつまり整形地とくらべて旗竿地である本件は、両地形ともある意味平均的な戸建ロケーションであるため、日照条件は同等といってもよいかと存じます