不動産取引というものは、形は似ていてもふたつとして、同じ内容のものはございません。また、「相場」と呼ばれるように様々な要素に影響をうけ、価格は一定ではありません。
1993年に私の前職に新卒採用されました。当時はバブル崩壊が始まり私はその渦中で先見力を磨くことに努め、お客様のお力を借りながら、生涯一度しかチャンスのない全社新人1位である新人賞を受賞いたしました。その翌年から2年連続全社ベスト10入りを果たし、海外不動産視察研修に参加する機会に恵まれました。
1999年~2002年のITブーム・2002年~2007年のグローバル経済の時期には世界同時不況によるGDPの低下(平均成長率5%から1%に)の中、「不動産を売る・買う」という本質、すなわち「真の動機・目的」を達成するためのご提案を数多く考え、学び、ご提案をさせていただき、最終的に数多くのお客様にお喜びをいただきました。
そして2008年のリーマンショックを迎える数か月は、都心をはじめ沖縄まで不動産価格の高騰は過去に例をみないほど上昇しました。
リーマンショック後は金融市場の信用リスクが極度に意識され、その結果コールレートは一時的に大きく上昇し、邦銀の資金調達に対する上乗せ金利が発生しました。
未曾有の不景気の様相のさなか、徐々に身についていた「不動産相場の目利き」や、特定層の売り買いは恒常的に行われていたことに興味をもち、様々な見地を学ばせて頂く機会に恵まれました。
その後、国内経済はいち早く回復に転じた中国をはじめとする、アジア周辺国への輸出主導型の経済政策など講じました。
2012年にはアベノミクス、つまり三本の矢である「大胆な金融政策」「機動的な財源政策」「民間投資を喚起する成長戦略」がアクセルとなり、結果、株価は3倍、円安株高に連動し輸出や設備投資も増加しました。
それらを背景に再び不動産市況は活性化をし始めました。その中で「お客様ご一族全体の将来を見据えたご提案」を見据えた自己研鑽を推し進めることができ、2014年度から全社売上1位を連続3回受賞・10期連続ベスト5位入り・3年連続業績功労賞受賞等、数々の賞を5年間にわたり受賞し続けることができるようにまでなれました。
最終的に特殊な富裕層専門組織集団である「グランタクト」に配属となり、チーフマネージャーを務めさせていただきました。
港区を中心に国内外でのトップ層・諸外国の富裕層の方々から、よりブラッシュアップするための論理的思考・マインドフルネス・行動基準など、通常の営業職では生涯体験することができないような貴重な経験をさせていただくことができました。
こうした様々な経験や実績等をベースに、日本経済や不動産市場動向のみならず、地政学や国際経済の見地から不動産売買のご提案ができる自負がございます。