いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日は私たちが考える、不動産売却における「情報の価値」についてお話させていただきます。

おかげさまで、弊社の販売方針にご賛同くださる売主様も少しずつ増えてまいりました。
大変うれしく感じると同時に、大切なご資産の売却をお任せいただく責任の重さを改めて感じております。
弊社が不動産売却において非常に重要だと考えていることがあります。
それは、
「情報を必要以上に拡散しないこと」
です。

不動産は、広告量を増やせば増やすほど高く売れる商品とは限りません。
長期間にわたり同じ物件情報が多数の媒体に掲載され続ければ、市場から「ずっと売れていない物件」と認識される可能性があります。
また、価格変更や値引き交渉、買主候補からの指値などの情報が不用意に市場へ伝われば、その後の価格交渉にも影響を及ぼしかねません。
だからこそ弊社では、単純に「できるだけ多くの人に見てもらう」ことだけを目的とした販売活動は行いません。
売主様の大切なご資産を守りながら、誰に、いつ、どのような情報を届けるべきかを考え、販売活動そのものを設計します。
情報発信の経路を適切に管理することには、さまざまなメリットがあります。
- 内覧前に購入目的や検討度合いを確認すること。
- 資金計画や融資の事前承認状況を可能な範囲で確認すること。
- 買主様の属性や購入背景を把握すること。
- いわゆる「とりあえず見てみたい」という内覧や、複数物件を順番に案内するだけの内覧を可能な範囲で整理すること。
- 室内写真等が不用意に撮影・転載されることを防止すること。
- そして、価格交渉に関する情報を必要以上に市場へ拡散させないこと。
すべての目的は一つです。
「売主様が交渉の主導権を失わないこと」です。

これを単純に「囲い込み」と捉える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、弊社が目指しているものは、他社からの購入申込みや正当な商談機会を妨げることではありません。
むしろ、購入意思のあるお客様との商談機会を大切にしながら、売主様にとって不利益となり得る情報の拡散や、無目的な内覧・価格交渉を可能な限りコントロールするという考え方です。
不動産を「売る」ということは、最終的には買主様から「この条件で買いたい」と意思表示をしていただくことでもあります。
したがって、ただ広告を掲載して反響を待つだけではなく、
「どの段階で、誰に、どの情報を提示し、どのように商談を組み立てるか」
という販売戦略が極めて重要になります。
弊社代表は、大手不動産仲介会社在籍時、全国売上1位を3期連続、全国ベスト5入賞を10期連続で経験しました。
また、海外ソースをベースとした富裕層向け特殊営業チームのマネジメントなど、一般的な住宅仲介とは異なる営業経験も積んできました。
しかし、弊社が最も大切にしているのは、過去の実績そのものではありません。

その多くの人がなしえなかった実経験から得た販売ノウハウを、
一つひとつの物件の売却戦略にどう落とし込むかです。
弊社には、「今月中に契約しなければならない」「期末までに数字を作らなければならない」といった会社都合の販売ノルマはありません。
したがって、会社側の締め日や営業担当者の成績を理由に、売主様へ安易な価格変更や契約をお願いする必要もありません。
私たちが目指しているのは、単に早く売ることではなく、その不動産が本来持っているポテンシャルをできる限り引き出し、売主様が納得できる条件で成約へ導くことです。
もちろん、不動産には一つとして同じものはありません。
物件特性、市況、売却期限、競合物件、売主様のご事情によって、最適な販売方法も変わります。
だからこそ、広告を大量に出すこと自体を目的にするのではなく、
「この物件は、誰に、どのように見せれば最も価値が伝わるのか」
を考える。
情報を単なる広告素材ではなく、売主様の大切な「交渉資産」として扱う。
それが、JOHN’S OFFICEの考える不動産売却です。
